ここ数年の間に私の撮影スタイルが大分変ってきました。
きっかけはやはりデジタル一眼レフとの出会い。
フィルム時代と大きく違う点はやはり失敗を恐れずどんどん写真にトライしていける点ですね。
こういった機材との出会いから新しく撮りたいと思っていた分野に入っていくことができるようになりました。
野鳥撮影なんです。しかし私は正直カメラレンズは山中心だった為大口径レンズは使わなかったんですね。で、手持ちのレンズでどこまでできるか色々試行錯誤しながら今でも撮影しております。
その中でカワセミとの出会いは強烈でした。旧ブログでも記載したのですが私のデジタルカメラの技術向上に一役買ってくれたのはこのカワセミだったと思います。
カワセミを手持ちの望遠レンズで追うという無茶を行った結果、枝止まりのカワセミから飛翔シーンも状況次第では手持ちの200でも撮影できるんだという事が分かってきました。
いい写真を撮りたければいいレンズを持たなければならないとは言いますがいい腕を磨きたければ、また自分の納得のいく写真を撮るには今あるレンズを完全に使いこなしてから次に行かなければ行けないんだという事がわかりました。
ダブルズームキットのレンズでもカワセミは撮れるという事、皆さんも知ってください。その上でもっと野鳥を知りたいというのなら大口径レンズを使うべきではと私は考えますね。
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陸奥 出雲 (火曜日, 07 6月 2011 12:16)
いいご意見です。僕もそう思います。
・ズームで構図を決めない。自分が動く。
・安レンズだからダメということはない。
・高感度で早いSSを稼ぐ=ノイズを気にするより、
どんどん撮って行くべき。写真は撮る道具。
・撮りたい画があるからレンズが増える。
などなど、僕も言いたいことがたくさんあります。
Gaku・T 大恩師は、500mmF5.6野鳥撮りを手持ちです。
もしかして800mmF5.6(八五郎)も手持ちだったり(^^;;
siratoriyasumi (水曜日, 08 6月 2011 08:17)
陸奥 出雲さん、コメント頂き有難うございます。そうなんですよね。構図はあまりレンズに頼ってはいけないとは私も思います。自分の立ち位置で決めるのが一番納得いくものではないかな~と思ってますね。
中西先生初め山岳写真家や風景の方々は必要最低限の軽めのレンズで取材されますよね。やはりそれがいい作品を生む1つの要素だと思います。それよりも被写体に対する気持ちをもっと磨いた方がいいですよね(^^♪p。